岡山の勝山にアーティストインレジデンスにやってきました

昨日、岡山県の北中部、鳥取県と接してい真庭市にやってきました。

真庭市

真庭はバイオマス活用が進んだ地域として全国的に有名な所。
以前、モムという雑誌でも取材しました。。
真庭のバイオマスについては
http://www.biomass-tour-maniwa.jp/
そのときのご縁で、地元の変な材木屋、堀一彦さんと知り合ったんです。

その堀さんが勝山に江戸時代の庄屋さんの隠居ハウスを借り、スペースを始めました。
その名もずばり「庄屋」。
勝山の町並み保存地区の中の一軒です。

町並み保存地区について。
http://cms.top-page.jp/p/maniwa/3/3/25/

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ここが「庄屋」。

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となりの不動産・LIFE STYLE。

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周りの町並み。

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奥には小さなお庭があります。

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川が引き込まれているので、夜はこの川の流れの音だけがしています。

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私が泊まっている2階の和室。
紙の壁の床の間があります。

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格子戸の向こうにメインストリートが見えます。

庄屋のFacebook。
http://www.facebook.com/showya.net

「江戸から受け継いだ民家を、楽しみつつ、現代に蘇らそうと思って借りました。
江戸の終わりに建てた建物を、これまでいろいろな人が時間をかけ、お金をかけ、受け継いで来ました。
これから10年は僕が受け継いで、次につなげていきたいんです。
といっても、僕が好きなように一度に全部を改造して使うというのではなく、地域の人や若い職人さん、ここに住んでとなりで不動産・LIFE STYLEを営む門野暁生さんなどと一緒に、使ってみて、感じてみて、話し合いながら、少しずついい形にしていきたいと思っています。
そうすることで、本当に残したいものが残っていくと思います」
と堀さんは語ります。

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今も、3度目のリフォーム中。
イスの生活に合わせて、たたみをフローリングにかえるそうです。

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あわせて、家に住み続けるために最も大事な土台もキチンを作り直します。

「こうやって、気になる所を少しずつ直すのはお金がかかります。
でも、ちょっとずつ改造をしながらで、世代間を越えて、職人が集まってきています。
愛着も持ってくれています。
だんだんきれいになる様子も、近所の方にも楽しんでいただけるのではないでしょうか。
普請貧乏ですが、いいこともあるのです」

この気持ちのいい空間に、7月7日まで泊まります。
ちなみに、今日記を書いているのはこんなところ。

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