遠くを見たい

あーー、今日はいいお天気です。
朝起きて、窓から光が射し込んでいると、起きるゾって気持ちになるものね。
やっぱり、晴れは好きだなあと近頃つくづく思ってる私です。
この秋は、雨が多かったから、なんか、気分がぱっとしなかったのだ。

さっそく洗濯物も、干した。
一仕事済んだら、外に出よう。
お日様が出ていると、空の変化も楽しい。
夕焼けを見るだけで、お得な気分になる。

でも、実は家の窓からは空が見えない。
コンクリートのビルしか目に入らない。
うちは4階だけど、周りのビルはもっと高い。
ちなみに、このビルが40年前くらいに前に建った時は見晴しがよくて、この窓から 羽田空港に発着する飛行機が見えたそうだ。
見えたといえば、近所の富士見坂だって、私が子どもの頃は文字通り富士山が見えた。

近頃、高いビルがどんどん建ってきて、視界をさえぎるようになってきているってこ とだ。
あーーー、どんどん遠くを見ることがなくなっているんだな。
なんか、それって、心によくない気がする。
遠くを見まわせると、自分の位置がわかってくる。
今みたいにビルに囲まれていると、井の中の蛙になったみたい。
世界の中のどこにいるかを感じがなくなっているんじゃないかな。
ふと、そんなことを思った。