林英哲、この名前を聞いてすぐに何をする人かわかる人はどれくらいいるだろう。
私としては8割が知っていてほしいのだが、きっと2割くらいかなと思う。

彼は太鼓奏者である。
和太鼓を叩く人なんて、日本にごまんといるって。
その通り。
でも、彼は特別なんだ。
彼は世界ではじめて、ソリストとしての和太鼓奏を叩いた。

それまでは、各地域ごとの芸能であったのを、芸術の域に発展させた天才!
それが林英哲なのだ。
例えば、大太鼓の正面にたって、両手を同じように使って打つ方法とか、
そして強弱いろいろの音を出す打ち方とか、
うちわだいこなどで、和風なドラムセットを作ったり……。
今では普通に見られる技法を作り出している。

ともかく今の太鼓シーンの元を作った人なのだ。
(昔からあるお祭りに叩いている太鼓じゃない奴ね)
技法があまりに上手に完成されているから、すごーっく昔からあったみたいに思って
いる人も多い。
ともかく今までにないものをゼロから考えだし、それを昔からあったと思わせるくら
いに、完成させるのは大変なことである。
そこが英哲が天才である所以。

でも彼はまだ生きている。
私よりちょっと上。
50くらいかな。
詳しく知りたい人は
http://www.eitetsu.net/
を見てね。

で、前置きが長くなったけれど、林英哲の映画が今、公開されている。
『朋あり。~太鼓奏者 林英哲~』
演出は伊勢真一.。
http://www2.odn.ne.jp/ise-film/
(伊勢さんは自分の役割を監督ではなく、演出と呼びたがるのです。
舞台ではなく、映画です、念のため。)

上映はポレポレ東中野。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
12月10日(金)までやっている。
13:00 14:45 16:50 18:45
東中野の駅前だから、新宿のホームから劇場の入り口まで10分もかからない。

同時代に生きている天才のドキュメンタリー。
太鼓たたいてるとこみるだけでも、感動するよ。
必見!!