これは、恵比寿にある知的障害者の生活支援NPOぱれっとのヒメザキさんとの出会いから始まったプロジェクトです。
写真家でもあるヒメザキさんから、大久保潤クンと言うおもしろい写真を撮る自閉症の写真家の展覧会があるので見に来ないかと誘われたのです。
写真と言えば、飯沢サン。彼を誘って、観に行きました。
そしたら、飯沢さんがすっかり気に入って。

そのときはカフェでの展示だったので、次はちゃんとしたスペースで展覧会をやろうということになりました。
そして実現したのが、このブランクラスでの展示です。

潤クンのコンタクトプリントを見たイイザワさンは「ウーーン、ほとんど失敗がない!」と感動していました。
私はその意味がまるで分からないのですが(笑い)。
「横位置の中平卓馬」とも言っています。

知的障害者の絵画というのは、近年アウトサイダーアートなどと呼ばれ、注目され、作家も生まれています。
でも、まだ世界中で知的障害者の写真家というのはいない。(多分ですが)
今まで,誰も気がついていなかった宝の山かもしれません。

ともかく、みてください。
今回は、紙焼きがズラーーーと並ぶ予定。
誰が見てもおもしろいと思います。
見ないと、そのおもしろさは伝わりません。

11月3日のトークには潤クンも来る予定(あくまで予定ですが)。

ぜひ、お越しください!


DM。
潤クンは毎週教会にいくときに24枚取り一本をお母さんからもらって、撮ります。
そのコンタクトプリントです。

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大久保 潤 写真展「でかける!」

期    間:2012年10月29日(月)~11月3日(土)
平日12:00~19:00(最終日~17:00)

関連イベント:大久保潤×飯沢耕太郎(写真評論家)トーク
「天然写真家、現る!」
11月3日(土)15時~
一般=1,000円、学生=800円

場    所: (ブランクラス)
横浜市南区南太田4-12-16-2F
http://blanclass.com/japanese/

e-mail:info@blanclass.com

入場無料

内    容:大久保潤さんは1994年頃から、毎週教会に行く時に、お母さんから24枚入りのカラーフィルムを1本もらい、写真を撮っている。旅に出た時にも写真を撮る。潤さんは押せば写るカメラにフィルムを入れたら、毎回、ものすごいスピードでシャッターを切り、あっという間に1本撮り終える。しかしよく見ていると、ちゃんと撮りたい場所を選んで、自分なりのタイミングでシャッターを切っている。そして、全てをサービスサイズに焼き、どんどん周りの人に配ってしまう。
出来上がった写真からは、潤さんのその時の被写体に対する勢いが感じられる。それらの写真を目にした人は一様に、「面白いね」と言いながら笑顔になる。潤さんの写真からは、写真を撮る時の原点みたいな衝動をそのまま感じることができる。そんな潤さんの写真を写真評論家の飯沢耕太郎さんは、「横位置の中平卓馬」と評した。今回の展示では、今、残っている全作品を展示予定。

大久保潤略歴:1970年生まれ。
1990年都立園芸高校卒業。
1997年より社会福祉法人かれん(神奈川)と、1996年よりNPO法人CES・八王子生活館所属。
学生時代に絵画教室「星の子」、書家・岡本光平の墨絵ワークショップに参加し、絵画制作を行なう。
1994年頃より、24枚撮りフィルム1本分の写真を、毎週撮影し続けている。
2001年、絵画作品での個展「色色の色」(東京・ギャラリー五峯)開催。以降、グループ展やTシャツ展に作品を出品している。
2011年、写真での初めての個展「ちょっと訪ねたカンボジア」(東京・Green Café Saigohyama)開催。

協    力:飯沢耕太郎(写真評論家)

企    画:姫崎 由美
2009年、知的障害者のポートレイト写真「gifted-誰かが誰かを思うこと-」で、第15回酒田市土門拳文化賞受賞。本業は知的障害者・ケアホームのスタッフ。写真を通して障害のある人と社会を結ぶ一助となるような活動にも取り組んでいる。

お問い合わせ: (ブランクラス)
e-mail info@blanclass.com