行ってきました、笠間の菊人形

89a6db2a.jpgイヤーー久しぶりでした。
子どもの頃に、そう小学校の頃に、枚方の菊人形展に何回か行った以来、40年以上ぶりに,観に行きました、菊人形展。
http://www.kasama.jp/

ことの発端は、よくモムでイラストをお願いしているユズコさん。
温かくて、幸せになるイラストです。↓
http://www11.ocn.ne.jp/%7Ethetable/yuzuko/
その彼女の旦那さんが、菊人形にはまっているのです。
いっときますけど、彼はまだ若い。
詳しいことは分からないけれど、多分30代。

子どもの頃の印象では、菊人形は怖かったのです。
ちょうど蝋人形館に行った時に感じるあの怖さがあったのですが、、、。
今回行ってみると、なんか、まつげがクルリンとしてたり、目が二重だったりしてて、あの頃の迫力は無し。
顔はイマイチですね。

今年のテーマは、ご存知、篤姫!!
写真は最初のシーンで、バックは富士山です。
菊で、微妙な着物の柄や重ね具合を表現しているの、分かりますか。

菊は菊人形用の、茎が曲がりやすい品種だそうです。
人形は中がカゴ状になっていて、根っこを水苔にさしてははわせてあります。菊は生ものだから、しょっちゅう、取り替えないといけません。
観に行ったときも何体も菊を取り替えていました。

菊を作る人と、人形を作る人、背景を作る人、3人の力が合わさってこそ、いい菊人形が出来るとか。
なかなか奥が深い。
せっかくの展示なのに、見ている人はほとんどが私より年上。
笠間は神社の前にはレトロなお店も多いし、おそばもおいしいし、笠間焼の工房もたくさんあるし、若い人が行っても充分楽しめると思います。

菊の薫りと、ぶんぶんとびまわるミツバチを見ながら、日本の伝統の秋の催しを味わう、いい一日でした。
だんだん、展示も少なくなってるので、みなさんも早く観ておいた方がいいですよ!