立っている

今年に入ってから、立っている。
正確にいうと、なるべく立つようにしている。
どこでかというと、電車の中。
運動不足だなあと思い出して、太極拳はやっているが、それでも、毎日やるわけでは
ない。
日々、衰えていく足腰をどうしようかと思い、電車の中では、席があっても、立つことにした。

立つと座るとでは、そんなにカロリー消費数に差があるわけではない。
当然、そのせいで、痩せるとは思えないし、実際痩せてもいない。

立っていても、座るのと体力的にもそうかわらない、と、若い頃は思っていた。
座ったって、体力が落ちるわけではないと。

でも、妊娠した時に、座ると立つとでは、体に対する負荷が大違いなのを実感した。
座ると、とっても楽なのだけど、立つと、気持ち悪かったりするのだ。
えっ、こんなに違うの!と驚いた。
元気な時は、その差が気にもならないが、体調が万全でないと、その差は実に大きい!

(だから、お年寄りには席を譲るのです。でも、その差が分からない人に、ただ譲れといっても、ぴんと来ない人も多いんだろうな)

去年までは、席があいていれば座っていた。
やっぱりラクチンだもんね。
今年からは、空いていても座らないように心がけている。
そうしていると、だんだん座らないでいられるようになる。
今までは、電車に乗ったらば、座ろうと心と体が待ち構えていたのだが、近頃はそういう感じがなくなってきた。
まあ、いつまで続くか分からないけれどね。
ともかく、今日も座らずに帰ってきた。