行ってきました、生まれて初めてのきのこ狩り。
飯沢さんの菌友・御殿場に住むアーティスト、鈴木安一郎さんに案内してもらった。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/yasuichiro/
安さんは、富士山の麓の森で撮ったきのこのかわいい写真集も出している。
いざ,出発!
飯沢さんは,篭を下げて,すっかり茸採りのスタイルになっている。
今年は、御殿場でも,雨が全然降らないらしい。
という事は,きのこ達にとっても,いい環境じゃないそうだ。
確かに,こけがはえていても、湿っていない。
例年に比べて,数は多くないが、それでも、
いろいろなきのこに出会った。
スミゾメヤマイグチ。
イグチはきのこの裏側がスポンジ状になっている、というのを,今回知った。
フジウスタケ。
ロート状になっている。
ニッケイタケ。
これは,すばらしく大きいハナビラタケ!!
本とお花みたい,これだけ大きいと,ブーケって感じですね。
森の中で一休み。
飯沢さんはリコーダを取り出し,クラシックを吹き始める。
アシベニイグチ。
名前の通り、柄が赤い。
ベニタケの一種。
このチョコレート菓子みたいなのが,ウラグロニガイグチ。
これが、おいしい。
料理法は下を見てね。
カワリハツ。
これも食べられる。
ワーーイ、大きなのみつけたとおもったら,これが毒なんですって。
ドクヤマドリ。
よく、ヤマドリタケと間違えるらしい。
このきのこの裏側を引っ掻くと,青くかわるのが特徴。
LOVEと引っ掻いてみた。
収穫したきのこ達。
いろいろないろがあって、きれい。
杏色のが,あんず茸。
鈴木さんのお家で、料理開始。
ヤマドリタケモドキのソテー。
ウラグロニガイグチは、充分に煮こぼす。
図鑑には,毒とか出ている場合もあるらしいが,ちゃんと似てから食べれば大丈夫。
ゆで汁が、まっくろになる。
黒光りする美しいキノコ!
お湯から取り出して,冷蔵庫で冷やす。
刺身にして,わさび醤油で食べると,美味!
素揚げした花びら茸。
すぐに日が通り、ちょっと茶色っぽくなって,ちょっと小さくなる。
ちょっと塩をかけて食べると、歯ごたえがよくて本当においしい!!!
あんず茸は乾燥させます。
日本酒に入れておかんするとおいしいらしい。
きのこ狩り本当に楽しかった。
森の中を歩くのは気持ちがいい。
同じ森でも、湿っていたり、乾いていたり、はえている植物が違ったりと,変化がある事に気がつけたりもする。
いつもはそんなに細かく観察していないんだけれど,きのこを探していると,注意深く周りを見回すからその違いに気付くんだね。
きのこを探しながら歩くと、結構歩いたり,登ったりしても,疲れた感じがしない。
次の日、ふくらはぎが筋肉痛になっていたって事は,グッドエクササイズになってたって事だよね。
そして、収穫して食べられるというのが、うれしい。
その日のきのこ狩りの様子を語りながら,ワイワイと茸を食べる、至福の一時であります。
でもこの楽しい一時は,きのこに詳しい人と一緒に行かないと味わえない。
すぐ毒キノコ食べちゃいそうだしね(笑い)。
生えているところも分からない。
鈴木安一郎さん、志麻さん、ほんとうにありがとうございました!!
またよろしく!