きのこ狩り初体験。

行ってきました、生まれて初めてのきのこ狩り。
飯沢さんの菌友・御殿場に住むアーティスト、鈴木安一郎さんに案内してもらった。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/yasuichiro/

安さんは、富士山の麓の森で撮ったきのこのかわいい写真集も出している。

きのこのほん-鈴木安一郎(すずき-やすいちろう)/dp/4894448785

いざ,出発!

飯沢さんは,篭を下げて,すっかり茸採りのスタイルになっている。

今年は、御殿場でも,雨が全然降らないらしい。
という事は,きのこ達にとっても,いい環境じゃないそうだ。
確かに,こけがはえていても、湿っていない。
例年に比べて,数は多くないが、それでも、
いろいろなきのこに出会った。

スミゾメヤマイグチ。
イグチはきのこの裏側がスポンジ状になっている、というのを,今回知った。

フジウスタケ。
ロート状になっている。

ニッケイタケ。

これは,すばらしく大きいハナビラタケ!!
本とお花みたい,これだけ大きいと,ブーケって感じですね。

森の中で一休み。
飯沢さんはリコーダを取り出し,クラシックを吹き始める。

アシベニイグチ。

名前の通り、柄が赤い。

ベニタケの一種。

このチョコレート菓子みたいなのが,ウラグロニガイグチ。
これが、おいしい。
料理法は下を見てね。

カワリハツ。
これも食べられる。

ワーーイ、大きなのみつけたとおもったら,これが毒なんですって。
ドクヤマドリ。
よく、ヤマドリタケと間違えるらしい。

このきのこの裏側を引っ掻くと,青くかわるのが特徴。
LOVEと引っ掻いてみた。

収穫したきのこ達。
いろいろないろがあって、きれい。
杏色のが,あんず茸。

鈴木さんのお家で、料理開始。

ヤマドリタケモドキのソテー。

ウラグロニガイグチは、充分に煮こぼす。
図鑑には,毒とか出ている場合もあるらしいが,ちゃんと似てから食べれば大丈夫。
ゆで汁が、まっくろになる。

黒光りする美しいキノコ!
お湯から取り出して,冷蔵庫で冷やす。

刺身にして,わさび醤油で食べると,美味!

花びら茸は,なんと985グラム。

素揚げした花びら茸。
すぐに日が通り、ちょっと茶色っぽくなって,ちょっと小さくなる。
ちょっと塩をかけて食べると、歯ごたえがよくて本当においしい!!!

あんず茸は乾燥させます。
日本酒に入れておかんするとおいしいらしい。

きのこ狩り本当に楽しかった。

森の中を歩くのは気持ちがいい。
同じ森でも、湿っていたり、乾いていたり、はえている植物が違ったりと,変化がある事に気がつけたりもする。
いつもはそんなに細かく観察していないんだけれど,きのこを探していると,注意深く周りを見回すからその違いに気付くんだね。

きのこを探しながら歩くと、結構歩いたり,登ったりしても,疲れた感じがしない。
次の日、ふくらはぎが筋肉痛になっていたって事は,グッドエクササイズになってたって事だよね。

そして、収穫して食べられるというのが、うれしい。
その日のきのこ狩りの様子を語りながら,ワイワイと茸を食べる、至福の一時であります。

でもこの楽しい一時は,きのこに詳しい人と一緒に行かないと味わえない。
すぐ毒キノコ食べちゃいそうだしね(笑い)。
生えているところも分からない。
鈴木安一郎さん、志麻さん、ほんとうにありがとうございました!!
またよろしく!