パフォーマンスwith嶋津武仁、輿水紫石、ときたま

遅くなりましたが、10月の16日、福島現代美術ビエンナーレの中でおこなったパフォーマンスのご報告です。
今回は音、作曲・電子音楽の嶋津武仁サン、そして書を輿水紫石さんという今までに無い組み合わせでパフォ-マンスをしました。
いままで、ミュージシャンとのコラボはあったのですが、書は始めて。

嶋津武仁さん
http://tshimazu.hp.infoseek.co.jp/
輿水紫石さん
http://www.h2.dion.ne.jp/~eychan/

場所は文化センター。
ビエンナーレの会場になっている3階のエレベーターホールで行われました。

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エレベーターから登場してきた私。

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嶋津さんのオトとコラボしながら、読んでいきます。
輿水サンは、後で、じっと座っていました。

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いよいよ輿水サンの出番です。
私のコトバの中から一つを選び、書いていきます。
下には、薄い墨で今年のビエンナーレのテーマである「花」と書いてあります。

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この紙は2.5メートル四方くらいあります。
書を書いているいるところを生で見るチャンスって、なかなかないですよね。
書は一度書いたら取り返しがつかない。
緊張感が漂います。

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できあがり。
「花瓶に生けた紫陽花がだんだん枯れていくのを見ながらどこまで枯れると捨てたくなるのかなあと紫陽花と自分を見ている私」

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音の担当の嶋津武仁サン。
私の声を拾って、エコーつけたり、繰り返したり、、、。
パソコンの前で、いろいろなさってたみたいです。(私は、見えていなかったのです)

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もうひとつの作品。
黒い紙に、ペンキです。
これは、私が読んだコトバをすぐに書き、その様子を見て、私がまたあおる、、、、と、オトと書とコトバが入り乱れてのパフォーマンスとなりました。

書き上がった作品二つは、その後、ビエンナーレの会場に展示されました。

自分のコトバが書になって展示される、ぜいたくな体験でした。
みなさん、ありがとう!