100年前と変わらない景色

786a8bfd.jpg今日は渋谷に歩いていったので,途中の近所の氷川神社に寄った。
イチョウがちょうど散り始めていて,黄色い絨毯を作っていた。
風が吹くと,ちらほらと葉が落ちてくる。

近所の子どもが葉っぱを集めては、放り投げて、遊んでいた。
この光景は昔から変わらない。
隣で,親御さんがカメラを構えていたのが今っぽかったけどね。

参道に落ちている葉を見ながら,きっとこの景色を100年前、いや,200年前の人も見たのだろうなと思った。
少なくとも,写真に撮った範囲は電線もなく柵もない。
石と土、そして黄色いイチョウの葉っぱだけだ。

今年は何故か紅葉を見ては、「きれい!」と思ってしまう。
毎年思っているのだろうが,今年は特にそう感じる気がする。
温暖化が叫ばれ続けているので,紅葉するかどうか心配だっただからだろうか,年をとって、回りの自然をめでる余裕ができたのか、はたまた去年も同じように感動していたことを忘れたのか……(「記憶力がないので何度でも楽しめる」状態(笑))
ともかくずーっと日本人は、これと同じ風景を見て、きっと「きれい!」と思っていたんだろうな。
そう考えると,もっともっと「きれい!!!!!!」に見えてくる。