メールアーティストを訪ね,ミンデンへ。

またまた、ドイツネタです。
ずいぶん時間が経ってしまいましたが,皆様にお知らせしたいので,載せまーーす。

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ミンデンに行きました。

4月29日30日と一泊二日でミンデンに行ってきました。
ベルリンから電車で2時間ちょい。
ドイツの北西の方です。

ミンデンはメールアートの盛んなところ。
Peter Küstermannさんが、中心になって,世界中から人を集めるメールアートのイベントも行われています。
http://www.netmailart.de/

YOUプロジェクトにも、ミンデンから何人も参加して下さっているので、一度はいきたいと思っていました。
中村恵一さんから、「ミンデンでFUKUSHIMAのイベントがあるよ」とメールをいただき、いいチャンスなのででかけました。

地元の環境団体が主催する日本から福島で,有機栽培をしているリンゴ農家である畠利成さんを招いて、話を聞く会Zeitzeugengespräche – Fukushima mahntです。
BUND という団体が主催しています。、
http://minden-luebbecke.bund.net/
日本の環境団体FOE JAPANを通して、畠さんは招かれたそうです。
http://www.foejapan.org/


この催しの為に作られたパンフレット。

ミンデンはベルリンから電車で2時間半。
小さい街ですが、歴史があります。


ミンデン駅。



駅にはPeter Küstermannさんが迎えに来てくださいました。
メールアート郵便屋さんの格好で現れたので、最初、駅員参加と思ってしまいました(笑い)。
これが、彼の正装です。
この立て札は、ピーターさんの勤める文化センターの前にあります。
世界中のメールアーティストのいるところまでの距離と方向を示しています。



これが文化センター。
中には、舞台やバーがあります。

日本の福島から来ていた畠さんに便乗して、街を案内してもらいました。
豪華、日本語通訳付き。
左から、私(そりゃわかってますよね)、畠さん、通訳のヤンボール・アダムさん、案内をしてくださった方。





街はこんな感じ。
中心部は自動車が入らないので、気持ちよくお散歩できます。
マックもバーガーキングも、寿司やさんもありません。


街の中には、いくつか古い建物が残っています。
これが一番古い建物。
この茶色い石はこの地方特有の石。
今はもう無いそうです。
石が丸くなっていて、時の流れを感じさせます。


これも同じ石で建てられた建物。
手前は、昔、兵隊の為の小麦粉倉庫だったところ。
兵士には一日一キロのパンが支給されたとか。
さて、一キロのパンとはどれくらいの量があるんだろう?


スレートでできた壁。
色が微妙に違う石で、美しい模様になっています。


大聖堂。
商業で栄えた地域なので、こんなに立派な制動があります。
いまも、新しい塔を建てています。
ということは、経済的に恵まれている大聖堂なのです。


大聖堂の内部。
入るとひやっとします。
静かに祈るのに向いている大聖堂と言われているそうです。


イベントの行われた聖ジメオ二ス教会。


イベントのポスター。


入り口にはたくさんの折り鶴が飾られていました。

中はこんな風。
きれいです。
この祭壇で、講演などが行われます。

ここも折り鶴で飾られています。


後には、ご飯コーナー。
ワイン、ケーキもあり。
机も用意されています。

地元のおいしいスープ屋さんが作ったスープが飲めました。



ピーターさんは、以前福島に来た時に作ったメールアートの作品を10ドルで売って、福島のこどもたちの為のカンパを募っていました。

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畠さんの講演の様子。
畠さんは個人的な自身の経験をもとに話していました。
ミンデンの前に訪れたポーランドは、原発を取り入れるかどうかの決議が来年にあるそうです。
ドイツの方々にも禁止なる様に応援してほしいとお願いしていました。
原発をなくすことにしたドイツへの賞賛と、政府への監視を続けてほしいとものべていました。
当事者のコトバはやはり強いですね。
いい話でした。


福島の説明もあり。


政治家の人も来ていました。
畠さんと一緒に、ロウソクに火をつけて行きます。

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プレゼントもいろいろありました。
緑の服を着ているのが、地元の環境団体BUNDの代表の女性。
この会の主催者です。


講演や説明の間に音楽が入る。
地元の学生と先生によるビオラだけの演奏がすばらしかった。


翌日、お昼を食べたオーガニックのスープ屋さん。
濃厚でおいしい野菜スープでした。
ドイツはスープがおいしいです!

ピーターさん、すっかりお世話になしました。
ありがとうございました。