バスに振替はよくある話し。

日曜日にパンコウにいくとき、また、Sバーンが工事中で、バスへの振替になってしまった。
またって言うくらいだから、時々あることなんですね、ベルリンでは。

初めての時は来たばかりで、よくわからないまま、電車の来ないホームでウロウロしていた。
場所はアレキサンダープラッツ。
待っている人がいるから、一緒に待っていたんだけど、どうも様子がおかしい。
全然電車が来ない。
掲示板も、普通は次はどこ行きが何分で来ますと表示されるのに、違う掲示になっている。
でもドイツ語だから読めない。
後から考えたら、振替になっていることを知らない観光客だけが、事情が分からないまま、ホームで待っていたんですね。
みんな、地図持ってたもんね(笑い)。
ホームや駅の入り口にポスターが出ていたのを後から気づきました。
バス停の位置も図解してありました。

それから、何度かUバーンやSバーンで、振替にあいました。
だんだん要領が良くなって、掲示があるとまずみる、そして、人の流れを見て、それにくっついていってバスに乗る。

日曜日はボーットしてホームまで行ってしまったのですが、人っ子一人いない。
あれ??と思って、駅の入り口まで戻ってみると、ありました、看板が。
駅を出て歩いていると、親切なスタンドのおばさんが、バス停を教えてくれたんです。
こういう人いると、ベルリンの印象が一挙に良くなりますね。

実は私は日本で道に迷っている海外の人を見たら一声かけよう運動してるんですよ、密かに。
ささやかな、日本の印象良くしようプロジェクトであります。


振替用のバス停。
Sの文字が大きく貼ってある。
Sバーンのことだと思う。


バスの中から見た、表示。
逆さまになっていて見にくいけれど、振替区間が書いてある。
いつもは電車で行くところをバスで通ると、違った景色が見えて楽しいです。


振替のポスター。
モグラのイラストが可愛い。


このトラムは工事中のポスターのビジュアルは、おもちゃの人形が工事しているところ。
左の方の小さいのがそれです。
以前、モムという雑誌を編集していた時に、雑誌のビジュアルにこの人形のシリーズを使ったことを思い出す。
ベルリンでも、同じ様に使っていたので、何か妙にこのポスターに親近感を持ってしまった。