「ときたま」遊園地 全国・世界巡回企画 1

「ときたま」を持って、あちこちいきたいと思っています。
企画書作ってみました。
今日と明日,2回に分けて載せます。
是非、読んでみて下さい。
そしてご興味ある方は、ご連絡を!!

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「ときたま」遊園地 全国・世界巡回企画  2009.8
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コトバに出会い 自分に出会い 世界と出会う

「記憶力がないので何度でも楽しめる」「一緒に笑いたい」「顔力」「いつも途中」「セックスの1回は何が1回」「常識の使い道」「ゴムのあとかゆかゆ」……。

「ときたま」遊園地はコトバの展覧会です。

そこでは、土岐小百合が日々の暮らしの中から発見したコトバ「ときたま」が展示されます。
「ときたま」をめぐる映像「onときたま」が上映されます。

「ときたま」の解釈は自由。正解はありません自分自身の感じ方を楽しんで下さい。忘れていた自分や新しい自分,大切な自分に出会えます
「ときたま」を肴に一緒におしゃべりしましょう。自分と世界の繋がりや世界の多様さがみえてきます。

全国・世界のドコにでも展示キットを持って、遊びに行きます。
場所は小さくても大きくても大丈夫。
期間も問いません。
できるだけ、私も展示期間中は会場にいて、来て下さった方とお話しして過ごしたいと思います。できたら、美味しいものなんか用意して。

面白そうだなとおもったら、ご連絡ください。
まず一度お会いしましょう。
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「ときたま」について

■「ときたま」って何?
1993年からほぼ毎週、ハガキに私が日々発見した「コトバ」をプリントして送りはじめました。もう700号以上も続いています。その「コトバ」がバッジになったり、Tシャツに印刷されたりして増殖していくうちに「ときたま」と呼ばれるようになりました。私の表現活動のブランド名のようなものですね。

2006年からは気になる「コトバ」のハガキを選んでもらって、短いコメントをつけてもらう映像作品「on ときたま」(注)も作っています。その映像もどんどん増殖中です。参加者は500人を超えました。

■なぜ始めたの?
ずっと前から、何かを作ってそれをみんなと共有したかった。小説、写真、オブジェ作品といろいろやってみたのですが、どれもしっくりこず、結局短い「コトバ」の形になりました。自分でも「これだ」と確信できたのです。私は断片が好き。世界は断片の連なりです。現実は見る人によって違っているけど、できるだけそこにある「事実」に近づきたいと思っています。その「事実」をカメラでスナップするみたいに「コトバ」として定着したのが「ときたま」です。

■何が見えてきた?
ある人がいいました。「土岐さんのコトバは池に投げる石だね」と。石が水に波紋を広げるように、みんなが「コトバ」に反応していく。リトマス試験紙みたいに、いろんな反応が返ってきます。時には知らず知らずのうちに、ことわざみたいに口に出していたり。そんな波紋が広がって、みんながそれについてお喋りして、そのことがみんなをちょっとでも幸せにしたり、世界をほんの少し居心地よくしたりするといいと思っています。「コトバ」にはやっぱり力があると思うんです。

■これからどうなるの?
私の野望は「ときたま遊園地」。まず入ると,全員ピンクの「ときたま浴衣」に着替える。映像がエンドレスで流れる部屋。ドアがたくさんあって、開くたびに「コトバ」がみえる部屋。好きな「コトバ」のTシャツが作れる部屋。ガチャがずらっと並んでいる部屋。ときたまカルタ。ときたまビンゴ大会! そんな部屋をぐるぐるゆっくり回っていく。楽しそうでしょ。そして最後の部屋には、私が大きな鍋を前に座っていて、「ねぇねぇ一緒に食べてかない?」とみんなを誘うのです。いつかはこの「ときたま遊園地」で全国、いや世界を漫遊したい。その時はぜひ遊びに来てね(笑)。

(注)映像「onときたま」は2009年7月現在16巻あります。1巻は約30分、30人くらいが登場しています。参加者は500人以上。
下は2歳から上は80歳まで、女も男も、ミュージシャンも美容師も、アメリカ人もネパール人も、犬も亀も登場します。一人一人がカメラに向かって『ときたま』へのコメントを話すだけ。それだけなのに、笑えて、泣ける。コトバっておもしろい、人っていろいろ、世界って捨てたもんじゃない!! そんな気分になる映像です。