煙管と書いてキセルなんだよね、とあらためて思う話

ad899420.jpgキセルって知ってますか?
と言われれば、たいていの日本人は知っていると思う。
時代劇に必ず出てくるもんね。

では、生のキセルを見たことありますか?
と言われると、その数はぐっと減ると思う。

そして、キセルを吸っているところを見たことがありますか?
と言った日にゃあ、もっと少なくなるに違いない。

という私も、つい先日、初めてキセルを吸っている人を目の前で見た。
編集仲間のマオさんが紙巻きたばこをやめて、キセルにし始めたのだ。
写真の人です。
本当は着物を着てくわえてほしかったんですけどね。

そのキセル話が面白い。
まず、日本ではというか専売公社、あっ、年がばれる JTだ、は1種類だけ刻みたばこを売っている。
その名も「小粋」という、粋ではない名前。
写真に写っているのがそれ。

キセルは手間がかかる。
昔はラオ屋さんというお掃除してくれる人がいたが、もういないので、自分でマメにお掃除をしないと、脂がついて、おいしくなくなるらしい。

そしてキセルだと、肺に入れて吹かさないので肺がんが少なく、逆に舌ガンと喉頭がんが増えるらしい。
なんせ、フィルターがない分強いからね。

私にとって嬉しいのは、キセルは煙がほとんどでないこと。
吸うか吸わないかは個人の自由でいいと思うけど、煙は好きじゃないってとこあるんだよね。
そういう人にとって、これは普通のフィルター紙巻きたばこより嬉しいな。
キセルは周りにやさしい!タバコってこと、もっと広く知られてもいいよね。

あと、2ちゃんにキセルサイトがあるらしいので詳しく知りたい人はそこを見てください