清春満喫!

清春に行ってきた。
清春は中央線の小淵沢の一つ手前、長坂駅からバスで
10分くらいのところ。

宿泊した清春芸術村は小学校の敷地跡に、アトリエ
つきの宿泊施設と、美術館、フランスレストラン、
図書館まである施設。
窓からは、白樺が、そして晴れていれば、その向こうに
甲斐駒などの山々が連なってみえる。

周りは、日本の里山風景。
まだ、田植えはしていなかったけれど、その準備に
忙しく、連休というのに農家の人たちは田んぼに出て
働いていた。
黒いかわら屋根の立派な倉が残っている家も多くあった。

そして、また、庭がていねいに手入れされている。
土手一面に咲いている芝桜、きれいに剪定された色とり
どりのツツジ、イチハツ、藤、牡丹、れんぎょ・・・・
どれも満開。
いろいろな種類の八重桜の花も楽しめた。

もちろん、新緑も太陽の光の強さが東京と違うから、
本当に眼に鮮やか
(知らないうちに焼けてしまい、鼻の頭が赤くなって
しまった)
ふらふらと歩き回ったので、いい空気をたくさん吸えた。

山菜の季節でもあった。
こごみ、こしあぶらを食べた。
歩いていてみつけたさんしょを入れたサラダはおいしかった。
日影栽培をしていないうるいもみどりで元気そうなので
買ってみた。
あくもなく、これも美味。
水もおいしい。
料理人として連れて行った(?)石井さんのおかげで、
毎食、幸せなご飯が食べられた。

あと、おどろいたのは、何といっても、余計な音がしないこと。
夜に話しが途切れると、しーんと、静寂が襲ってくる。

温泉にも、2度入った。

眼にも、耳にも、舌にも、鼻にも、肌にも楽しい
2泊3日であった。
おみやげに買ってきた山うどのみそ汁を食べながら、
来年も、この季節に行こうかな、って思っている私だった。